みなさんこんにちは、ソラです。
こんな疑問を解消していきます。
本記事の読者理想
- Pythonで何ができるのか知りたい方
- Pythonで開発したいけど何を開発するか決めていない方
- Pythonをこれから学習していく方
シンプルでプログラミング初心者でも始めやすいと人気のプログラミング言語、Python。
始めてみたはいいものの、Pythonで何ができるか分からず触り程度で終わってしまうのは非常に勿体ありません。
そこで本記事ではPythonでできる7つの具体例をまとめていきます。
Pythonはできることが本当に多いので、ぜひいろいろチャレンジしてみましょう。
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目次
Pythonとは
始めにPythonとはどんなプログラミング言語かご存じでしょうか。
あまり詳しく知らないという方は、合わせて読んでみましょう。
活用事例や学習するメリットも乗っていますので、かなりためになりますよ。
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参考【初心者向け】Pythonとはどんな言語?活用事例や学習メリットを紹介
Pythonでできる7つの具体例
ここからはPythonでできる7つの具体例をまとめていきます。
Pythonでできる7つの具体例
- 機械学習(AI)の開発
- 自動データ処理・分析などの業務効率化
- スクレイピングによるデータ収集
- Raspberry Piを使用した組み込み
- フィンテック業界のブロックチェーン技術の開発
- Webアプリケーション・サービスの開発
- デスクトップアプリ開発
1つずつ解説していきますね。
機械学習(AI)の開発
Pythonでは今話題となっている機械学習(AI)の開発ができます。
昔から機械学習というジャンルはあったのですが、コーディングがかなり論理的かつ高度過ぎて手が付けられないほどでした。
しかし、Pythonの特徴は初心者でも分かりやすいシンプルなコーディングと優秀なライブラリ。
その影響で、アルゴリズムを学ぶ必要があるものの機械学習も行いやすい環境になりました。
機械学習が発達することで
・作業の効率化
・人材不足の解消
・労働時間の短縮化
など、様々な問題の解消につながります。
これからの時代には必要不可欠であり、かなり重宝されるスキルです。
自動データ処理・分析などの業務効率化
Pythonでは自動データ処理や業務効率化を図るツールを開発できます。
業務でよく利用されるEXCELやWORD。
例えば毎月1,000件ほどの請求書や納品書、文書など日付や名前を変えるだけの単純な作業があったとしましょう。
1件1分と計算しても最低16時間はかかることになります。
毎月16時間も同じことの繰り返しに費やすのは非常に時間と労力が無駄ですよね。
しかし、Pythonを使えば単純な作業をプログラムに任せてたった数分でできてしまいます。
かなり優秀で便利な機能ですよね。
スクレイピングによるデータ収集
Pyhtonではスクレイピングという技術でデータの収集ができます。
スクレイピングとは、Webサイトの必要な情報だけを取得し、その情報を加工して新たな情報を生成することをいいます。
あまり聞き馴染みのないワードかもしれませんが、
・ネットオークションの価格変動
・株価の変動
・特定の検索結果のタイトル取得
など、使い方によってかなり便利なプログラムになります。
私みたいにブログを書いている方からすると、あるワードの検索結果上位10個のタイトルを一気に取得できるのは時間の短縮で効率化を図れます。
Raspberry Piを使用した組み込み
PythonはRaspberry Piを使用した組み込みアプリやシステムの開発ができます。
Raspberry Piとは教育用コンピューターとして開発された、小さなハードウェアのことをいいます。
価格も数千円で購入できることから、今では趣味から仕事まで幅広く活用されています。
実はRaspberry Piの”Pi”はPythonが由来とされており、故にPythonとの相性が抜群によいです。
作れるものは
・天気・湿度等の感知
・Amazon Echoのようなスマートスピーカーの開発
・簡易サーバーの作成
など、幅広いジャンルに対応しています。
と思った方は、まず”Lチカ”から作ってみましょう。
フィンテック業界のブロックチェーン技術の開発
Pythonではフィンテック業界のブロックチェーン技術の開発ができます。
ブロックチェーン(分散型台帳)とは、コンピューターのデータを一部共有・分散し、改ざん等のリスクを少なくした新しい技術です。
あまり聞いたことのない技術かもしれませんが、ビットコインなどの仮想通貨などでよく使われている技術です。
ブロックチェーン技術を身に付けることが出来れば、実際どこのIT会社でもやっていける相当な技術が身についているといえます。
極めるのは困難かもしれませんが、ライブラリが多く、優しい文法であるPythonで習得してみるのもありです。
Webアプリケーション・サービスの開発
PythonではWebアプリケーションやWebサービスの開発もできます。
日本ではRubyやPHPでの開発が多いWeb系のサービス。
しかし、Pythonも負けないライブラリとフレームワークが多く存在しています。
Pythonで開発されたものでいえば以下のアプリが有名です。
・DropBox
・YouTube
どれも聞いたことがあり、実際に使用しているものばかりですよね。
他にも知られていないだけでPythonで開発されたWebアプリケーションやWebサービスは多数存在しています。
Pythonはアイデア次第でどんなサービスでも開発可能なのが魅力的なポイントです。
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参考【Flask入門】インストールからHello Worldまでを解説
デスクトップアプリ開発
Pythonはデスクトップアプリの開発もできます。
デスクトップアプリとは、簡単にいうと自分のPC上で動くアプリケーションのことをいいます。
GUIとも呼ばれ、PythonにはGUIライブラリが豊富にそろっています。
・Tkinter
・Kivy
・PyQt
という方は、ぜひこちらの記事を参考に実践してみましょう。
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参考PythonでGUI作成ならTkinterが簡単でおすすめ【サンプルあり】
Pythonを学習する2つの方法
Pythonというプログラミング言語1つとっても開発できるものは非常に多いです。
そう疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
ここではPythonを学習する2つの方法をご紹介します。
独学で学習をする
1つは独学でPython学習をする方法です。
最も取っ掛かりやすい方法ですが、正直あまりおすすめしません。
私自身Pythonを独学で習得しましたが、相当な時間を費やしました。
趣味の一環としてPythonを学ぶのであれば構いませんが、習得して仕事にするという場合はやはりスクールに通うことをおすすめします。
独学でも習得できる方は沢山いますが、相当な時間と忍耐力が必要になります。
仕事を獲得できるまでのスキルを身に付けるには、最低1年は必要だと思ってください。
という方へ、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
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参考Pythonは独学で習得可能?学習方法を現役エンジニアが解説
オンライン学習サービスを利用する
もう1つはオンライン学習サービスを利用する方法です。
先程のお伝えした通り、本格的に仕事にするのであればオンラインでの学習をおすすめします。
オンライン学習はスクールと同じで、プロのエンジニアが最短1か月で基礎から仕事に活用できるスキルまでしっかり教えてくれます。
という方へ、まずは無料のオンライン説明会に参加してみましょう。
・どんな内容を行うのか
・このスクールではどんなカリキュラムで行うのか
など、リアルの状況を聞くことができます。
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Pythonを学習して開発してみよう
Pythonは初心者でも分かりやすいコードと豊富なライブラリが特徴です。
ライブラリを効率よく使用することで、今回ご紹介した具体例はある程度学習することができます。
今は参考書やネットの情報も豊富で、分からないこともすぐに解決できるとても良い環境にあります。
実際に触って開発してみましょう。
以上、Pythonでできる具体例7つの紹介でした!
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